ビニルテープのバッグ
ども。ついこのあいだ、もう秋がやってきたー♪と小躍りしてたらまた真夏に逆戻りしました。昨日、出かけたんだけど暑くて死んじゃうかと思った…。 ヴァです。
昨日、上野の西洋美術館でやってるミケランジェロとなんとか展見に行ってきました。
思いつきで見に行っちゃったので何の下調べもせずに行ってしまったんですが、
ミケランジェロって付いてるからミケランジェロの作品が最低でも5点くらいあるのかと勝手に想像して行ったら、展示してあったのは未完成のアポロかダビデか分からないまま放置された彫刻と、もともと展示していた教会(だったっけな?)がスペインの内戦で爆撃されて吹っ飛んでしまった子供の姿の洗礼者ヨハネ(イエスに洗礼した人なので、普通はおっさんの姿であらわすことが多いのに、何故かミケランジェロは少年の姿で彫刻にしたのが非常に珍しいんだそうです)の修復された像の二点だけでした。
それ以外はミケランジェロに影響を与えたギリシャ彫刻とか彫刻の頭部とか、フレスコ画とかミケランジェロの時代に流行った彫像とかが陳列されていましたが、正直ミケランジェロ以外の作品の作者、一人も聞いたことのない人ばっかりでした。
いえ、内容的には興味深くて結構面白かったんですが、ミケランジェロって名前が付いてる割に作品が二点でしかも片方は未完成でアポロなのかダビデなのかすらも分からないまま放置されてた作品(作品として完成してないのに作品扱いしていいのか?という疑問は置いておいて)と、粉々にぶっ壊れたのを修復して継ぎはぎだらけのヨハネは見るも痛々しい、その二点だけ。で、それが最大の目玉なのかぁ。とおもったら、下調べしてなかった分肩すかしが凄かったです。
いや、本当、展示じたいは面白かったですよ?
私、彫刻はあんまり好きじゃないんですが(ただし、ギリシャ彫刻、ローマ彫刻、ミケランジェロは好き)それでも十分楽しめましたし。←ギリシャ・ローマ神話に全く詳しくない人はイマイチつまらないかもしれません。神話にでてくる神様とか人間とかその子供とかの彫刻のオンパレードですから。
あ。で、この間から編み始めた黒いビニール紐のバッグ、昨日の朝に完成したので早速上野に持って行きました。
円底で松編みを二種類使って編みました。
松編みサクサク編めるので楽しい。
松編みで出来る穴に紐を通して巾着にしたんですが、完成した時は大満足で、こりゃいいもんが出来た!とか思っていたんですが、実際に使ってみたら、いやぁ使いにくい事使いにくいこと。
中に物を入れると重さで紐が締まって、腕にかけたままだとバッグの口が開きにくいので中の物を取り出しにくいのです。
何か台に乗せないと口が開かない。
なので、お買い物なんかに使うには巾着バッグは使いにくいということが良く分かりました。(手持ちの紐と巾着の口を〆る紐が同じで連動してるタイプは、ですよ。どこかにDカンつけて紐をひっかけて手持ちかショルダーにするタイプなら口を締めている紐を緩めれば開くので使いにくさは相当マシだと思います)
とにかく立ったまま口を開けるのが難しい。
そのかわり、円底にしたのでマチがあるためサイズのわりに大容量。
長財布、長財布より大きめのポーチ(中にサングラス、ティッシュ、タオルハンカチ二枚、扇子が入れてある)、文庫本、折り畳みの晴雨兼用傘、500mlのペットボトルを入れてもまだもうちょっとなら入りそうでした。
でも、紐が手に食い込むので重さ的にはそれが限界。
というか、それ以上入れるともう重さで紐が締まって腕に紐を掛けた状態では口が開かなくなるでしょう。
大きさの比較としてカギ針いれてみました。
紐を一か所だけ引き出すとショルダーにもなります。
今、試しにやってみましたが、私のデカイ頭がすっぽり入りました。
円底は15段まで編んだっけな?←このあたり、はっきり覚えてません。編み図なしで適当に編んだので。
で、増し目無しの細編みを6段くらい編んだような気がします(マジで覚えてない。細編みは立ち上がり増し目無しを含めて21段編んであります←今数えた)
編んでる途中で松編みの存在を知り、ようつべで松編み二種類の編み方を勉強し、下の方は中身が透けないように松編みの間に松編みを入れる編み方を6段。上の方は重量を軽くするために松編み編んだら一段細編みと鎖編みして、その上の段に鎖編みの部分に松編みをするやり方を5段(実際には10段)編みました。
紐は鎖編みに細編みを一段編んで、引き抜き編みを両サイド編みました。
お手本も無い割にはまぁまぁ上手く仕上がったかな。実用性としてはちょっと低いけど。
そして、秘密だが、紐が捻じれています。
鎖編み編んで穴に通して長さを見ながら編んだので、ひとねじり捻じれているんです。
編み直さないと、これも使いにくい…。
あ。それと、前に編んだ洗濯バッグ
この写真だとあまり大きく見えないかもですが、小型のボストンバッグくらいあります。
底のオレンジ(黄金色)の部分が平コーテープ一巻き分で青と赤は100均の平テープです。
赤い紐は少し残りました。
テープ代は全部で600円くらいだったっけな?
麻紐は編みにくい上、ほどくと繊維が盛大に飛びだすんで、気に入らないからと簡単に編み直ししにくい(掃除が大変だから)んですが、ビニル紐はほどいても猫が群がってくる(おもちゃだとおもっているらしい)以外は特に問題は無いですかね。
あ。静電気で猫の毛呼んじゃうのが問題かな。結構一緒に猫の毛を編み込んじゃってるので、編んだものを誰かにプレゼントとか出来ません。まぁ、猫のいない部屋で全身コロコロで猫の毛取ってから編めば良いだけだが。
あと、火に非常に弱いですから喫煙者の方は使わない方が良いかも。タバコの火が付いたら下手したら燃えちゃうかも知れません。
商品のパッケージに燃やしてもダイオキシンを発生しませんとか書いてあったので燃えるはずです。
いやぁ。ビニルテープバッグ。楽しいわー。
何が良いって材料費がめっちゃ安いのにそこそこ可愛い物が出来ます。
まぁチープ感はどうしても拭えません。持ち手を皮や木のハンドルにすれば高級感出るかもですが、使ってるうちにビニール紐の繊維がキレてひらひら飛び出てきます(一日使っただけで繊維出て来たよ)からどうにも安っぽいので高価な装飾品を付属するにはなんだか惜しい。簡単で丈夫だけど猫が爪砥いだら一発でボロボロになるくらいには脆いです。
でもなー。もうバッグ要らないしなぁ。
作るとしても、あともうひとつくらいでしょうか。松編みの楽しさにハマったので、松編みの四角い底のバッグもう一個作りたい。
黒の平テープがまだ半分くらい残ってるので小さいバッグならぎりぎり作れるかな?足りないかな?
でわでわ