めもちょう

ひたすら愚痴や独り言です

がま口

 ども。なんかすごい久しぶりに書く。 ヴァです。

 

 相変わらず仕事が暇な時間はレース糸いじってます。

 がま口金口を数種類、大量に購入してしまったので作らないわけにいきません。

 

 

 

 文字だけブログなので誰も見てないと思いますが、私のビーズクロッシェのがま口の作り方をご紹介いたします。

 

 ご用意するもの(私が使っているもの)

 がま口口金(縫込みタイプ)

 ビーズ

 レース糸

 カギ針

 ビーズ針

 絹糸

 深さ3センチ程度(もっと浅くてもいい)の箱(私はゴディバの化粧箱を使用しています)

 糸通し

 レース糸が通る縫い針

 編み物用の待ち針

 

 説明に写真などないので意味が分からないと思いますがご質問などお受けいたしませんのでご容赦ください

 

 

 さて、レース糸といっても色々あります。

 まずは丸小ビーズを用意してしまった場合のお話をします。

 

 私は、の話ですが、

 10センチ角型がま口の場合

 丸小ビーズ80gから100g(100gあったほうが納得のサイズで作成できるはず)を40番レース糸に通しますが、めっちゃ絡むので20~30gくらい糸に通して、編み終わったら糸を切って、またビーズを通して編むという作業を繰り返すのをお勧めします。まじでめちゃくちゃ糸が絡んで気が狂いそうになるので。

 編みあがるのに今だったら三日かな。初心者だと1週間から一か月くらいかかると思います。なにせ口がでかいから。

 

 5センチ程度の小さいがま口で小銭入れや指輪入れなら30gで出来るかな?網目が緩いなら20gでも出来るかもしれません。私は編み目がめっちゃきついので30ないと形にならないかも。今なら一日で編めるかな?

 

 あ。あくまで丸小ビーズを40番レース糸で6号針で細編みで編んだ場合です。

 ビーズをレース糸に通します。

 私はビーズ針に絹糸を通して、その絹糸をレース糸に結び付けてからバレンタインにもらったゴディバの小さい化粧箱に入れたビーズをザクザク通します。

 40番糸はとにかく絡むので気を付けてビーズを通してください。絡むと解くのがめちゃめちゃ大変なので(ビーズ後と絡むと解くのにものすごい時間がかかる)。

 輪っかに6目で編み始めて引き締めて、二段目からビーズを6個入れます。6段まで増し目はビーズを入れずに編みます。

 7目からはまし目もビーズを編み入れます。真ん中にアスタリスクができます。4段目で増し目にビーズを入れても良いです。アスタリスクのサイズはお好みです。

 4か5段目あたりで一周編んだという印に糸を噛ませています。増し目が終わってもこの糸は編みあがるまで外さないです。

 任意のサイズになるまで増し目をします。

 

 で、その任意のサイズなんですが、私はがま口購入時に一緒についてきた紙紐(がま口によってはついてこない場合もあります)を、がま口の内側にぴったりと沿わせて内径を計ります。内側を一周させたら印を付けるなり切るなりして、それを六角形に編んでいるビーズクロッシェに合わせます。

 紙紐が無かったら新聞紙とかティッシュとかを割いて長い紙縒り(こより)を作ってがま口の内側に這わせて内径を計りましょう。

 

 で、それを編んでいるビーズクロッシェの周りに沿わせて大きさが合うまで編み進めます。

 

 このやり方をやればがま口の底面の形が四角だろうと六角形だろうとピッタリサイズで編みあげられます。

 大きいとがま口の左右で縫い詰めて合わせる方法もありますが

 正直、あれは仕上がりが汚い。(個人の意見)

 

 5mm余る程度ならがま口への縫い付け時に、どうにかこうにか寄せて合わせることが可能ですが1センチ余ると仕上がりが歪みます。

 仕上がりが美しくないので底面がちょっぴり紙紐が余る(5m)なら引っ張って合わせることが可能です。

 私は紙紐が余る(底面が小さい)ならもう一段編みますが。

 

 で、紙紐を合わせてピッタリになったら、まし目をせずにぐるぐる編み進みます。

 

 私はがま口を閉じたとき、がま口の下から本体の高さまでは最低でも編みます。

 

 がま口の口が大きければ浅くても深く編んでも良いのですが、小さいがま口の場合(6センチ以下)、口を開けて指がそこに届かないと小さいものががま口から取り出せなくなるので、小銭入れや指輪入れを作る場合、がま口の底に指が届かないと使いにくくなるので、あまり深く編むのもいかがなものかと思っております(使い方次第だが)。

 

 

 で、望みの高さまで編んだら両サイドの端っこを決めます。

 私は六角形の増し目の線上を端っこにします。

 糸とかで印を付けておきます。

 丸い画鋲を刺して針に消しゴムを切ったやつを刺しておいても良いです。左右二か所。

 

 で、ここからが私が一番面倒くさいと思っている作業なんですが、

 がま口に編み物用の待ち針で仮止めします。

 針の先が普通に指に刺さるのでご注意ください。縫物用の待ち針だと平気で折れるのでお勧めしません。

 もしくはレース糸を縫い針に通して数か所仮止めするのもいいかもしれません。

 私は編み物用の待ち針で仮止めする方法を編み出してしまいましたので(しょっちゅう失敗するのでいまいちおすすめではありませんが)糸での仮止めは作業中に結び目がほどけたりしてやりにくくて挫折した思い出。

 

 がま口に縫い付けるときは編んでいたレース糸をがま口本体に三周させた、その倍の長さを用意しています。

 で、この縫い針にレース糸を通すときに糸通しが絶対に必要です。

 がま口の穴ごとに返し縫いで縫いとめていきます。

 テグスを使う本がたくさんありますが、私はテグスは糸が絡んで作業しにくいのでレース糸か木綿の縫い糸を使います。

 レース糸の場合は一本取り。縫い糸の場合は二本取りで縫います。

 

 あ。うちは猫を飼っているので、服にどこかしら猫の毛がついていて編み物に猫の毛を一緒に編みこんでしまうことがままあります。

 編みこんでしまった場合、猫の毛を引っ張ってもほとんど抜けませんので、私はライターであぶって毛を燃やしてしまいます。

 表裏、両面あぶって毛を燃やします。

 白糸の場合は焦げて茶色くならないように注意してあぶってください。

 あ。この作業はがま口口金を付ける前にやるほうがやりやすいです。

 

 あと、完成してからでも完成する前でもいいのですが、本体を水通しすると本体の網目が引き締まって美しく仕上がります。

 水通しした場合はなるべく早く乾かしましょう(長時間濡れたまま放置すると雑巾みたいな臭いになるでね)

 がま口着いた状態でも洗濯ばさみで挟めるので風通しの良いお外で干して乾かしてください。

 

 

 

 さて、今までは丸小ビーズを40番レース糸に通して編みました。

 これはね、長い戦いですよ。一個編むのに肩ががちがちに固まって頭痛がします。マジで。

 私は肩が凝りすぎて咳が出るようになりました。

 

 

 初心者おすすめは丸大ビーズを20番レース糸に通して0号針で編むのが早くできて仕上がりもキラキラ綺麗です。

 

 丸小ビーズはビーズが小さいので模様を編みこんだりするのに最適です。あと、きらめきが細かいので仕上がりが上品です。高級に見えます。糸もビーズも細くて小さいので仕上がりが軽いです。

 

 が、初心者にはかなりしんどい。

 

 初心者には丸大ビーズがおすすめです。

 20番レース糸25gに100gの丸大ビーズを通すと9センチ口金、6センチ口金、5センチ口金がぎりぎり三個編めます。針は0号針。

 10センチ口金の場合はめっちゃ重くなるので持ち歩きようの小物入れには向かないかも。お財布にする場合は小銭でどうせ重くなるのででかくて重くてもあまり問題はありません。

 

 底面を何段編むかとかは糸のメーカーや編み手によってゲージが変わりますので書きませんが、とにかくがま口の内径を紐や紙縒りなどで計って、それで底面を合わせて作ればほとんど失敗がありません。

 細編みでも編み目は伸びますので、必ず仮止めをしてから口金に縫い付けましょう。

 左右と真ん中を決めたら、あとがま口を開いた四隅も仮止めします。

 あとは仮止めが歪まないように返し縫いで縫いとめるだけです。

 

 細かいレシピなどは載せませんが(私は独学で作り方を習得しましたが、本とかいろいろ出版されてるしようつべに外国の動画上がりまくってるので参考にしてください)ビーズ編みのがま口は非常にかわいいです。

 ただし、六角形の底のがま口は小物入れか小銭入れにしかなりません。

 お札は4つ折りでないと入らず、非常に使い勝手が悪いです。

 

 9センチのがま口をお客さんに見せるとお財布にしようと興味を持たれるのですが、お札は四つ折りで入りますって言うとみんな買うのをやめます。

 6センチ以下のがま口はご銭入れとしてよく売れます。

 9センチがま口はいまだに一個も売れません。

 商売は難しいですね。9センチがま口が一番つまみの飾りの種類が多くてかわいいのに。

 

 でわでわ