めもちょう

ひたすら愚痴や独り言です

美術館に行ったは行ったが

 ども。もう誰も見てないだろうから好き勝手な事書くよ! ヴァです。

 今年の3月から刀剣乱○っていう女性(?)向けのオンラインゲーム始めました。
 またゲームの話かよ!
 そしてまんまとはまりました。

 先日、歌仙兼定(刀)と菱田春草の黒き猫(日本画)を見たいがために永青文庫(文京区目白台にある細川家の美術館)見に行ったよ!お天気良くて暑さで結構しんどかったよ!
 そして黒き猫は熊本で展示されてるのを現地で知ったよ(HPみると、まるで永青文庫で展示してるかのような紹介だったからてっきり見れると思って見に行ったらまんまと無かったよ)!
 どっちかっていうと歌仙兼定より黒き猫が見たくて行ったのに無かったよ!びっくりしたよ!

 刀○乱舞やってない人は歌仙兼定って何ぞ?と思うでしょうが、ゲームの中に出てくる擬人化された刀の名前です(愛称なのか?刀の事はネットで調べても、時代を経るごとに持ち主が変わるしそのたびに逸話が付いたり伝説が付いたりして覚えきれないので覚えないことにしたので良く分からない)。
 ぴかぴかして綺麗な刀でした。鞘のこしらえも美しかったです。
 まぁ、知識が無いので、見ながらもふーんとしか感想が無かったのですが。

 で、女性向けゲームのキャラクターの元の刀ですので、来場客のほとんどが女性。
 一人だけ彼女か嫁か分かりませんがその伴侶らしき男性が一人おりましたが、その方以外見事に女性。
 美術館の職員も外に出てるのはおじちゃんと若いの二人だけ男性で、他は女性ばかりでした。

 入館時、入り口で5人ほど行列が出来ていたので何かと思ったら、展示品の図録を購入する方たち。
 どんな図録なのかと思って見本を手に取ってペラペラめくってみたら、行列に並んでる方たちが列から外れて見本を鑑賞し始めました。4冊くらい置いてあったけど私が見るまで誰も見てなかった。
 見本あるの気づかなかったんでしょうね。

 1500円の図録だったんですが、装丁のデザインなんかは結構素敵だったんですが、掲載されている作品数のあまりの少なさにびっくりして購入はしませんでした(図録的には1500円って安い方ですが、今まで自分が行った美術展の図録のボリュームから比べると「同人誌?」ってレベルの掲載数の少なさ。歌仙兼定(刀)の事、もっと良く知りたい!っていうファンの人には最適かもしれませんが、私は3月から始めたばっかりのにわか審神者(さにわ←刀剣乱○のプレイヤーの事)で、永青文庫は近所だし、前からどんな展示内容なのか気になっていたし、プレイ中のゲームのキャラの元になった刀剣が展示されてるのかーへーってな調子で行きましたので、図録はイラネ、と購入しませんでした。)
 あ。私は購入しませんでしたが、小さい美術館の図録としては結構センス良いんじゃないでしょうか。

 で、チケット購入して入館。
 正直、他の美術館に比べたら狭いです。
 展示品数もかなり少ないです。でもチケット1000円だからな。美術展で1000円とか初めてだわ(だいたい1500~2000円くらいはする)。
 で、3階に上がって展示室はいって、右奥に小さな人だかりがあったので(平日の午後だったので結構空いてました)目をやると刀が展示してあったので、あれが歌仙かなー?とおもいつつ、良く見ると人だかりは説明文のまえ。
 肝心の歌仙兼定の前は1~2人くらいしかいません。
 とりあえず順番に見ようと思って、中央の巨大な長持とかじっくり見ながら移動したんですが、人だかりが解消されてないので、そんなに長い説明文なの?と思って覗いてみたら、説明文の真ん前で必死に全文をメモに取ってる女の子が。
 その後ろに順番待ちしてる人が6~7人。
 で、メモしてる子の後ろにいた30代くらいの女性が隣の人(多分他人同士)と「目が悪くて近づかないと説明読めないんですよ」「私もですー」と小さい声で言っていて、でもすぐ真後ろでしたので前に立ってるメモしてる子がハッとして振り返りました。
 で、その子が「すみません」とかなんとか謝ってたと思うんですが、後ろの30代の女性が「いえいえ、大丈夫ですよ」と明らかな社交辞令で返事をしたら、メモの子は、え?そうなの?って顔をして、再び前を向いてメモの続きを取り始めました。
 そして、後ろの渋滞は全く解消されず。
 おいおい。お前のせいで渋滞おこしてるんだから、ちょっと気を利かせて行列の後ろに並び直すとか、頭回らないのか自己中だな…。とか思ったけど、そんな事言ったら、どうせうるせぇBBAとか思われるんだろうな。とか思ったのでスルー。

 私、個人的に思うんですが、美術館が作品の横に張りだしてる説明文なんかメモに取ってもしょうがない程度の事しか書いてない(どこの美術館も説明読むと、時間の無駄だった、と思うような簡単な説明しか書いてない。作品を詳しく知りたかったら図録買うべきだし、実際、ちらっと読みましたが、ネットでもっと詳しく調べられる程度の事しか書いてないな、と思いました)←要するに全文をメモする労力が無駄だろって事だ。

 で、肝心の刀の前は殆ど誰もいなかったので、鑑賞ポイントなんかまったく分からん無知なわたくしですが、無知なりにじっくり刀を鑑賞してきました。
 ぴっかぴかで綺麗な刀でしたよ。
 刀をおさめる鞘も展示されてて、そっちも鑑賞ポイントなんかこれっぽっちも分かりませんが、時代劇で見るような漆塗りの鞘しか知らない私的には「何これ?鮫の皮?すげぇ。かっけぇ。(ワサビもすれるじゃん!←不届き者)」って感じでした。
 全く持って刀は分かんないんですが、鍔(つば)のこしらえとか、直径10センチ程度なのにいろんな模様とか彫られてて、かっけぇ。
 目貫(柄←つか。持つ部分。に嵌めこまれてる金具)の装飾とか、上から皮ひもで押さえられて良く見えないのに色んな細工されてて、そっちの方が眼福でした。

 で、ぐるぐる館内をくまなく見て回って、一階まで下りてきて。

 あれ?
 黒き猫の掛け軸、無かったぞ?
 (歌仙兼定も見たかったけど、他の審神者(さにわ。ゲームプレイヤー)には悪いがどっちかっていうと黒き猫のが見たかった)
 どっかで見落としたのかな?
 と思って、入り口へ回って、職員さんに「黒き猫って常設展示されてないんですか?」と聞いたんですが、職員さん(つうか、学芸員さんか)も分からなかったみたいで、事務所の中の詳しい学芸員さんに聞いてくれて分かったのですが、黒き猫は熊本で展示されていて、こちらは常設展示(自体がそもそも無い?)してないんですよ。と笑顔で答えられてしまいました。

 うっえっえええっ(頭真っ白)
 え。永青文庫のHP見たらコレクションのページに黒き猫の写真がででーんと小さく掲載されてるから、てっきり常設展示だと思ったのに…。熊本県立美術館寄託ってことで熊本にあるんだってよ。←家に帰ってから「黒き猫」でググってよくよく調べたらそのように書いてあった。
 ただし、永青文庫のHPには熊本にあるよなんて一言も書いてないんだけど…
 HP見て行ったからてっきり永青文庫にあるんだと思ってたよ…。

 で、がっかりして外に出てみたら、歌仙兼定のゲームキャラの立て看板と、キャラクターデザインした作家さんの描き下ろし絵が別の場所に展示されてる、と書かれた紙が貼ってありましたが、黒き猫が見れなかった私は悲しくてそれどころじゃ…。
 美術館見たし。
 もう、良いかな…。
 気分転換しないと、このまま帰ったら永青文庫の悪口を唱えながら帰りそう、と思って、目白通りに戻り、関口カテドラル大聖堂側に信号を渡って、独協高校の横道通って、民家を通って、ひたすらひたすら歩いて歩いて雑司が谷霊園に出て、グリーン大通りに行って、池袋の駅前のタカセっていうパン屋でりんごの入ったでっかい丸いパンを購入。
 あまりにも暑いので池袋の本屋めぐりして欲しかったNHKのすてきにハンドメイド6月号のバックナンバーを探すも、いつもは売れ残ってるバックナンバーが何故か6月号だけどこに行っても売切れてる…!(池袋ってなんだか知らないけどデカイ本屋が3軒と、あとは小さい本屋が数件駅前とか駅地下にあるんだけど、マジですべての本屋で売り切れていた)
 目白台から池袋に行くのに30分くらい歩いた上、西武の本屋(昔リブロだったけど今は三省堂かなんかに居抜きになったんだっけな?)とジュンク堂を見た後で東武の旭日屋書店行って池袋ルミネの6階の本屋も行って、駅地下の小さい本屋も見て回ったけど、7月号とか5月号とかあるけど6月号だけ無い!ルミネの本屋に至っては、6階まで行ったのにNHKのテキスト自体の扱いが無かった…!どこの本屋も扱ってると思っていた私が無知でした…。


 というわけで、ビーサンみたいなサンダル履いてて、歩きすぎて足裏に激痛が走ったので、色々諦めて地下鉄乗って家に帰りました…。

 占いだと、結構、運勢が良いはずだったんだが…。まさか、NHKのテキスト売切れてるとか…。まじか…。絶対に売れ残ってると思ったのに…。
 6月号に乗ってたガウチョパンツの型紙欲しかったのに…。
 欲しいものは欲しい時に買わないといけませんね…。

 でわでわ