めもちょう

ひたすら愚痴や独り言です

雪が降ってる?

 どもども。vanilleです。

 なんか、また雪ですか?
 
 もう、寒いの勘弁。

 今日は、仕事が朝一で終了だったので、実家に帰って引越しの準備してきました。
 
 っつーか、ゴミ捨て。
 
 すげぇ、やばいです。

 うちは築50年で、25年前に内装をリフォームしたんですが、もう、うちの人たちって
 全然モノを捨てない人たち(おいらも含めて)なので、家の中にいらないものがゴミの様に。
 つうか、ゴミの中で生活していたみたいな。

 特にうちのママンが酷くて、買ったけど一度も箱を開けないまま10年たった服とか、
 未使用のタオルが50枚くらいあっちこっちから出てきたりとか、爪切りなんか10個くらい
 捨てた。押し入れの中からは7年前にもらったお中元の海苔、サラダ油、調味料セットが
 ザックザック出てくるでてくる。
 でも、捨てても捨ててもまだまだ出てきます。まじ、いらねぇだろそれ!って奴もママンは
 「使うのよぉ」とか言って捨てさせてくれない。
 引っ越し先はおいらの家なんですが、君の所持品は全部うちには入らないよママン。

 家、建て替えするんですが、今の建築法だと土地面積から随分引っ込めて家建てるんですね。
 新しい家の設計図を見せてもらったら、部屋数が2つ減ることになりました。げげ。(その分、
 一部屋ごとの面積が少し広くなるんだけど)
 まあ、おいらはその新しい家には住まないから広かろうと狭かろうと関係ないんだけどよ。

 
 とにかく、家が片付かない。どうしよう。2月の中旬には引っ越し決定なのに。
 ママンが持ち物をゴミとして処分してくれれば事はスムースなのに、年寄りはどうしてああ
 モノを大切にするのか(おいらから言わせると、大切にするっていうか、もったいない病に
 かかっているだけ)。
 まじ、何回もママンに切れそうになりました。
 いらねぇだろが、そんなきったねぇカバン!靴!タオル!100均のタッパー(20個くらい
 未使用品がキッチンから出てきた)!
 ママンは旅行が趣味なので、写真が出てくるでてくる。しかも全部本人写ってるから捨てられない。
 押し入れからはデューティーフリーの空港の売店の袋が何個も出てきて何が入ってるのかと
 思ったら全部香水。未使用。全部ちがうブランド。だいたい7~15年前に行った旅行の時の
 自分へのお土産(おいらにではない)。たぶん、時間たちすぎて違う匂いになってる。10個くらい
 あったと思う。
 でも、捨てない。

 もったいないっていう気持ちは分かるし、時代はエコだから、その精神は尊重するけど
 モノには限度ってのがあってねぇ!
 
 と、マジギレ5秒前でした。

 「おいらの家、せまいんだから、ママンの荷物全部持っていけないよ!」
 
 ってセリフ5回は今日だけで言った。

 実家のおいらの部屋は当然の様に物置になっていて、おいらの荷物は本だけなんだけど、
 ママンとパピーの二人のものがどうしてああも大量に家じゅうに広がるのか不思議でならん。
 
 6時間、掃除をしたけど、まったく引っ越しの準備にまで荷物が整理できなかった…orz
 
 何回、ゴミを二階から一回に下ろすために上り下りしたんだろう。
 痩せられたかな?←それはない。今チョコレートもりもり食ってる。

 ママンも罪の意識に駆られたのか、今日の晩御飯はかば焼きを出してくれた。
 ウナギ、2年ぶり。うまかったぁぁぁ!

 

 で、実家からおいらが昔に読んだ文庫本を大量救出。
 山本周五郎司馬遼太郎と三島由紀生と筒井康隆。とりあえず。
 
 昔は外国かぶれで、外人の本ばっかり読んでたんだけど、年取るとやっぱり日本人の書いた
 文章が肌に合います。もう一回読みたくなった。
 
 学生の時に読んだ本見てたら無理して読んでたのがよくわかる。全然内容覚えてないし、
 こんなの持ってたっけ?みたいなやつばっかりだった。
 フランソワーズ・サガンとか高校生が読んでも良く分んない。大人の恋愛ってなに?みたいな。
 「神曲」は読んだけど内容は覚えてない。ストーリーを思い出そうとすると羅生門に変換
 されて蜘蛛の糸が下りてくる。で、思い出せない。脳って不思議ねw
 ピーターパン読んだらネズミーランドのピーターとは違うお話だった。
 ルパンの813読んだらルパンが自分の事「わし」って呼んでてあまりのイメージ崩壊に
 泣きそうになった。(小学生ん時読んだ子供向けに翻訳されたルパンは確か僕って呼んでたので)
 
 面白かった外人の本は今思い出せるのって、ジェーン・オースティンだけ。
 この人のは一時期すごいブームになって出版されたから、ほぼ持ってるんじゃないだろうか?
 出版した本の数も少ないし。
 いやー、この人のは面白いです!
 むかーしにBSでBBCのドラマの「高慢と偏見」を観たんですけど、ずっぽりはまって
 本も何回も読み返した。起承転結ばっちりだし、どんでん返しが「うぉおお!」ってなる。
 「エマ」も面白かったし、映画のグィネス・パルトロゥも可愛かった。
 「分別と多感」も最後の大どんでん返し最高っす。映画の「いつか晴れた日に」もすっげー
 面白かった。(ヒュー・グラントが超かっこいい!ヒューは「モーリス」ん時もかっこいい!
 19世紀が舞台のヒューはすごくいい!)
 少女漫画好きにはたまらない白馬の王子様系の小説と映画ですね。
 
 あ、ちなみに「高慢と偏見」をモチーフにした「ブリジット・ジョーンズの日記」は楽しめましたが
 主人公があまりに馬鹿女すぎて好感が持てず、本も映画も一回ずつ見ただけ。
 高慢~でダーシー役をやったコリン・ファースがブリジット~でも同じようなキャラクターの役
 をやったのは公開当時、映画館で噴出してしまったけど。

 本の方の「高慢~」の続きをエマ・テナントっていう方が書いてますが、読んだら
 面白かったけど、これ同人誌?とか思っちゃった。
 書き手が違うとやっぱり登場人物が一緒でも雰囲気が違うし100年前に生きてた人がその時代
 の物語を書いているのと現代人がその頃のお話をいくら研究したところで続きを書いたら
 パロディでしかないんだなぁ。と思った。
 いや、面白かったですよ。エマ・テナントはジェーン・オースティンの熱狂的な
 ファンだそうで、よく研究してるし面白かったけど、オースティンのエリザベスはこんな時に
 こんな言い方しないんじゃないだろうか?とか疑問に思った所がいっぱいだったし、ダーシーも
 原作の時の威厳みたいなのが全くなく、へたれに変身してたような気が。
 このひと、シャーロット・ブロンテの続編とかも書いてるんですね。(どちらも読んだことないっす)
 なんかねぇ、漫画をアニメ化しちゃってオリジナルストーリーで終わらせちゃいました、みたいな
 違和感が。そのまんまですけど。


 ああ!そうだ!ゼンダ城の虜っていうやつ、すんげ面白かったです。アンソニー・ホープって
 人が書いてる。
 何度も映画化されてるみたいですね。
 宝塚も舞台化したそうな。
 単純明快お約束ばっちりでこれも何度も読み返した。ハリウッド映画を見ている錯覚に
 陥りました。(それで映画化が多いのかな?)

 あれ?おいら、なにを偉そうに本の感想なんかかいてるんだ?オタクのくせに。
 
 今回は、文庫本の数が多すぎて実家の漫画は救出できなかったっす。
 つうか、漫画の入れてある押入れの前がママンによって地殻変動を起こしており、近寄れなかっ
 たので文庫本のみにしたっす。
 山本周五郎司馬遼太郎筒井康隆も三島由紀生も本出版しすぎ。
 キャリーケースパンパンになっちゃいました。すんげー重かった。本の原材料は木なんだった
 と思い出した。
 椿三十郎の原作、やっぱり持ってなかったみたいなので今度読もう。絶対に面白いの分ってるから
 この人たちの本は安心して買える。
 つうか、しゃばけ、全然進んでない。
 その前に友達に借りた「小悪魔な女になる方法」を早く読んで返さなきゃ。(でも、本を
 読むのすげー遅い。漫画も一冊1時間以上かかる遅読です)
 つか、いま、すごく司馬遼太郎功名が辻を読み返したい…!
 速読ってどうやって身につけるんですか?
 だれかおせぇて…。


 でわでわ。